薬物療法
薬を飲み始めるとそれに頼ってしまいたくなるかもしれません。
しかし、薬で根本的に高コレステロールを治すことはできません。
高コレステロールは生活習慣病の一種ですから、生活習慣そのものを健全なものにしなければ、治りません。

薬だけで根本的な治療は難しい

薬だけの力で高コレステロールを根本的に治すことは難しいです。
進んでしまわないように、自己管理で生活習慣を見直すなどすれば、コレステロール数値を基準値内に保ちつづけることも不可能ではありません。
また、薬を飲むようになっても、根気強く生活改善を続け、検査の数値が基準値内となれば薬を止めることができるようになります。
さらに、その数字を保ち続ける生活が身についたら、もうそれは高コレステロールが進むことを心配しなくてもいいということでしょう。

油断は大敵

油断
一度高コレステロールの危険があった人は、基本的にこれからも高コレステロールになりやすい体質が身についてしまったといえるでしょう。
ですから、一度克服したからと言って、油断して以前の食生活や運動不足の生活に戻れば、また高コレステロールになる可能性が高いのです。
薬物治療によって、治ったといっても油断してそれまでと同じような生活をするのではなく、気を付ける生活を一生続けていきましょう。